工程能力を分かり易く説明してみる
工程の品質を確認する指標として、工程能力は欠かせません。
が、この工程能力、その数値の意味を理解されてるでしょうか?
私の職場では、よくわからずに1.33以上あればいいんでしょ。と考えている人が多いです。なので、ちょっと整理してみました。
まず、工程能力(Cpk)と標準偏差(σ)はそれぞれ下記①、②で定義されて
・・・・・・・②
USL・・・Upper Specification Limit 上側規格値
LSL・・・Lower Specification Limit 下側規格値
※①は平均値(μ)が規格幅の中心から外れた影響を考慮した形。
平均値
ことからCpk=1とは、μ±3σが規格幅(USL-μ,μ-LSL)と一致している状
以上、数値や図で見ると分かり易いですね。